インフル風邪予防!医療的には✖で一般的には〇なもの3選!

2020年12月8日

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どうも♪たむ(@tam_tamco25)です^^

 

風邪対策はしていますか?

インフルエンザ、ノロウイルスなどなど感染症が流行る時期です。

保育園看護師として働いていた時に、風邪対策について『それは意味ないだよなぁ。』と思うことがありました。

 

そんな医療的には✖️だけど、一般的には◯なことで代表的なものをご紹介します!

「どうしてしちゃいけないことなのか?」も書いていきますので、参考にしていただけたら嬉しいです♪


①手洗いのタイミング

出典:https://illust.download/archives/12711

 

みなさんはどのタイミングで手洗いしていますか?

1日何回くらい手洗いをしますか?

「手洗い」は風邪予防をしていく上で大事なことです!

 

一般的には、帰宅後やご飯前に手洗いするかなと思うんですが、1番手洗いをすべきなのは「トイレ後」です!

もちろん水だけじゃなくて、石鹸を使わないといけません!

 

インフルエンザやノロウイルスなどのウイルスは、便や嘔吐物に大量に含まれることを知っていますか?

熱が下がったらなくなるわけじゃなく、数ヶ月間はウイルスが存在します。

公共の場だと特にトイレにはそんなウイルスがいっぱいいることを考えると…

手洗いしないとやばいですよね…

 

インフルエンザは、くしゃみなどによる「飛沫感染」が有名ですが、

実際はウイルスがついた手でご飯を食べてしまったり、目を擦ったりすることによる「接触感染」がメインです。

手についたウイルスを少なくすれば、感染予防に効果的だといえるんです!

 

アルコール除菌という考え方もありますが、手洗いに敵う洗浄方法はありません。

インフルエンザには効果がありますが、ノロウイルスには効果がないことも有名な話です。

なので、アルコール除菌だけで安心するのではなく、石鹸での手洗いが最強だということです!

 

看護師は、就職すると手がまず荒れます。

「患者に接する前」「病室に入る前」「処置する前」「処置した後」にも手洗い・手指消毒をします。

これを1人1人の患者に関わる度に行うんです。

 

新人だとちょんぼできないので、みな手荒れに悩む1年目を送るんですw

ここまでしないと感染症を完全に防ぐことができないともいえるのかもしれないですね。

 

うがいよりも手洗い。水でなく、石鹸でです。

参考:リスク対策.com、手洗いの基礎 アルコール洗浄だけでいいと思っていませんか?(http://www.risktaisaku.com/articles/-/540)

②マスクで風邪予防はできない

出典:https://illust.download/archives/12711

 

風邪対策ということでマスクをする人もいるかと思いますが、健康な人がマスクをすると危険です!

マスクは、画像のようにバイキンをガードするイメージがありますが、これは花粉症くらいです。

風邪菌やウイルスはもっともっと小さいのでマスクをしていても吸うことができるし、メインは手についたウイルスにあるんです。

マスクの意味はほぼありません。

 

なおかつ、こんな事実もあります。

口腔内には無数の細菌が存在しており、細菌は湿潤した環境で繁殖しやすいという特徴があります。長時間マスクをつけることで、呼気がマスク内に充満し、湿潤状態となります。呼気に含まれる細菌がマスク内に溜まるため、においがするという訳です

引用:産経WEST、2017年3月12日、マスクを長時間つけているとなぜ臭くなる? 歯科医師に聞いた(https://www.sankei.com/west/news/170312/wst1703120006-n1.html)

 

このように、長時間マスクをつけていると、マスクの中で細菌が繁殖します。

なので、健康な人がつけているのは、悪影響ばかりです。

看護師はマスクをつける機会が多い分、必ずお昼は歯磨きをします。(口の中の細菌が湧くから。)

 

看護師や医師もつけている時がありますが、つけるのは感染するもの(嘔吐物、排出物、血などなど)を取り扱う時の予防のためです。

こういうのは、直接口に入ると危険なので、そのためのマスクになります。(最近は病院でもつけていない人多いですよね。)

 

保育園で保育士さんが風邪の子どもを見る時に、マスクを2重にも3重にもつけ出した時は、

「それ全く意味がないことですよ…?」とかなりのキョトン具合で反応してしまいました。(すみません…)

 

逆に、インフルエンザなどに感染した人の場合は、マスクをつけるのがエチケットです。

くしゃみは3mは余裕で飛ぶので、それをキャッチしないと感染者だらけになってしまいます。

 

③うがいより飲み込め!

出典:https://www.google.com/search

 

保育園看護師の仕事をしていた時、よく議題に上がったのが、「うがいができない小さい子のうがいの方法」です。

私は、どうしてそんなにうがいと言うのか不思議に思ってしまいました。

そもそも、うがいは風邪予防にいいんだか分かっていないというのはご存知ですか?

 

こんな情報があります。

日本のインフルエンザ対策というと 「うがい」、「手洗い」、「マスク」という ことになってきましたが、厚生労働省は今年、 「うがい」については、日本独自の対策でもあり 実は、予防策として、明確な根拠はないとし、予防啓蒙ポスターに「うがい」を表記することを推奨していない、ということです。

引用:やっと厚生労働省も認めた「うがい」に根拠なし、2013年1月31日(http://www.lymphocyte-bank.co.jp/blog/etcetera/1751667/)

 

このように、うがいには根拠がありません。

「うがい」は日本独自の風邪予防の方法なので、海外では行われていないんです!

 

うがい薬でのうがいは、口の中にある大事な常在菌もなくしてしまうので、逆に感染しやすくなります。

うがいする時間があるなら、石鹸で手を洗った方がいいということなんです!

 

現在は、『うがいよりも飲み込んでしまえ!』という考え方が出てきています。

水分を頻繁に飲めば、うがいよりも予防になります。

喉にウイルスがあると体に吸収されて感染してしまうんですが、飲み込んでしまえば胃でウイルスをやっつけてくれるんです。

なので、飲み込んでしまった方が簡単に予防できます。

 

さらに、『緑茶』は最近注目が集まっている飲み物で、

緑茶に含まれるカテキンには免疫力を高める効果もあります。

口に入って20分でウイルスが体に侵入してしまうと、「ほんまでっか⁉︎TV」で言われていたので、

頻繁に緑茶を飲むのがいいんです。


まとめ

ここまで、風邪対策について本当はこの方が良いということについて書いてきました。

 

①「手洗い」は風邪予防で最強!

②マスクは風邪予防には使えない!

③うがいより緑茶で飲み込んでしまえ!

 

このように、昔言われてやっていた方法とは逆のことが判明されてきています。

うがいも日本ならではの予防方法だというのは驚愕ですよねw

 

他にも、熱さまシートに冷却効果はないこと(気分がよくなるだけ)や、掃除するなら床より手すりなど。

間違った風邪予防はたくさんであります。

学校でもお茶飲みながら授業受けたらいいのに。。

 

私も残念ながら風邪を引きやすい身体なので、冬は必ず手を頻繁に洗います。

料理すると必然的に手は洗うんですけどね。

ハンドクリームが友達ですw

 

『正しい風邪予防が、たくさんの人に認識されるといいな。』と思っています。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました!