【隠れ貧血のメカニズム】フェリチンってなんだ!?

2018年12月20日

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出典:https://pixabay.com/ja/

 

医師が完全否定するのなら、示してやっていくしかない。

なんて勝手に思い始めた私です。。。

 

フェリチンフェリチン意識しすぎだと医師に言われたことがあります。

たしかに自覚はしています。(フェリチン低下恐怖症ですwもう気絶はしたくないですwしんどすぎます)

でも、実際ほかの治療では悪化する一方なのに、鉄剤で嘘みたいに改善するんですよね。

正直ムカついていますw(医師に対してです。もちろん。)

 

私を悩ませ続けているフェリチンとは一体なんなのか?

 

今回は、隠れ貧血の大元「フェリチン」について、看護師として、1人の患者として根拠をつけながらまとめてみます。

このことを伝えるために、

フェリチンって何?鉄と関係している!?

隠れ貧血とフェリチンは同じなの?

なんでフェリチンだけ低くなることがあるの?

3つについて書いていきます。

 

 

フェリチンって何?鉄と関係している!?

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フェリチンは貯蔵鉄のことです。

前回の記事『鉄とフェリチンの体内での働き方』で詳しく書いていますが、タンパク質という形になって、肝臓に溜められています。

お金でいうところの貯金です。

必要時に鉄に変身して、ピンチな時に助けてくれます。

 

鉄分の働きとしては、大きく5つの仕事があります。

①赤血球の中にあるヘモグロビン(Hb)の原料になる。(酸素を捕まえるものに変身)

②皮膚や粘膜の生成、代謝に関わる。(美肌を作って保つのをフォロー)

③コラーゲンの合成を働きかける。(コラーゲン作りのフォロー)

④白血球の働きを助けて、免疫力を高める。(免疫のフォロー)

⑤神経伝達物質を作る上で絶対的に必要なもので、身体のコントロールするのに重要。(メンタルや身体の動きのレギュラーメンツ)

 

このように全身のあらゆるところに関わっている鉄分ですが、

血液中の鉄分が不足すると、肝臓にあるフェリチンが鉄に変身して血液中に出てきてくれます。

鉄の働きは①のヘモグロビンを作るのが最優先なので、フェリチンが不足すると、他の鉄の働きが不十分になってしまいます。

 

鉄分とフェリチンはこのようにとても関係の深いものです。

 

隠れ貧血とフェリチンは同じなの?

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フェリチンは、隠れ貧血を見つける目印の1つです。(血液検査の項目)

フェリチンを検査して値が低いと、隠れ貧血という診断名になります。

 

そもそも、貧血とはなんなのかというと、

血液の中で酸素を運ぶ役割を担っているのが赤血球の中のヘモグロビンです。これが不足して体内に酸素が不足してしまうのが貧血で、中でもヘモグロビンを構成する鉄が不足することによって起こる貧血を鉄欠乏性貧血といいます。
出典:http://www.eisai.jp/diseases-and-symptoms/detail/pbaid_3_nodeid_146_faqid_234_detail.html

 

このように、貧血は、赤血球とヘモグロビン(Hb)が不足している状態をいいます。

通常日本で貧血と診断するためには、血液検査で赤血球に関わるもの(RBC、Ht、、MCV、MCH、MCHC、Hbなど)が少なくないと、診断できません。

フェリチンの値が低くても、貧血という診断ができないんです。

 

フェリチンを医師から検査することも少ないです。(徐々に増えています。特に婦人科だと検査します。)

健康診断などの通常の血液検査にもこの項目はありません。(アメリカでは普通にあるのに。)

 

しかし、通常の検査で正常だったとしても、フェリチンの値は少なくなっていることがあります。

フェリチンだけ少なかったとしても、貧血の症状がでます。

なので、通常だと見つけられない貧血のことを隠れ貧血といい、それを調べるのにフェリチンの値が重要だということです

 

私も診断されるまで知りませんでした。

看護師免許持っていながら情けないけど。。

 

なんでフェリチンだけ低くなることがあるの?

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「なんでフェリチンだけ低いということがあるのか?」

そんな鉄とフェリチンの動きを詳しく説明すると、次の文章になります。

 

体内で鉄が減少していくと潜在的鉄欠乏状態から鉄欠乏性貧血へと進展していきます。
このとき貯蔵鉄は早い段階から利用されて減少しますが、血清鉄は貯蔵鉄からの補給により、比較的末期まで低下しません。
したがって、血清フェリチン値は早期に低下し、血清鉄値は末期まで低下しないことから、鉄欠乏状態を早期に診断するためには血清フェリチン測定は有用です。また、血清鉄には日内変動があるため、血清鉄単独では鉄の過不足の指標とはならず、血清フェリチンとの組合せ測定は有用です。
出典:http://www.crc-group.co.jp/crc/q_and_a/116.html

 

私もよくわからなくなる文章なので、カンタンにしてみます。

鉄分はいろんな形で体外に出ていってしまいます。(月経、汗、衝撃、出血など)

もちろん補充もしています。(肉、プレーン、サプリなど)

でも、どうしても体外に出て行く鉄分の方が多くなってしまうことがあります。

 

そんな時の流れを簡単に書くとするなら、

緊急事態!鉄不足発生!

血清鉄軍に応援要請!フェリチン出動!鉄になって参戦しなさい!

フェリチン要員もういません!なに!?(フェリチン低下)

美意識、メンタルなんか捨てて、とりあえず命に関わる赤血球軍が大事だ!赤血球軍に鉄を集めろ!(貧血症状悪化)

血清鉄要員もういません!なに!?(血清鉄低下)

赤血球軍の衰退。。。敗戦。。(赤血球に関わる血液の値低下)
 

えっと、、気がついたら体内戦争勃発していましたが、赤血球たちの値が下がるのが最後であること、フェリチンが1番最初に下がること。

ご理解いただけたでしょうか?

 

ちなみに、私は1度完全に敗戦してしまい、氷が大好物で(異食)、気絶しまくりました。

なので、早期に鉄欠乏性貧血を発見するためには、フェリチンの値を調べることが重要です!

 

血液検査は、病院によってはできないこともありますが、たいていの病院では、申請すると調べてくれます。

今のところ、私が出会った医師で貧血が原因で体調不良になっていることを理解されている方は多くいます。

ただ、隠れ貧血が原因で体調不良になっていることを理解してくれる方には数人しか会えていないです。

 

最近話題になってきていると思うのですが、

看護師の大学でも教わらなかったので、ある意味しょうがないともいえるのかも…

 


 

フェリチンのことと、うつのこと、体調不良のこと、月経困難のこと、

私はそれぞれがパズルのピースみたいに繋がっているのではないかと思っています。

原因不明と言って解決する医師もいますが、精神薬でなく、鉄剤でぜーんぶ治ることだってあるんですよね。

 

もう証明されていることなんだから。

完全否定するのは、医師として人間として許せん。と勝手にイライラしております。

このように、見逃されやすい隠れ貧血とフェリチンのことについてまとめてみました。

 

理解してくれる医師も多くいますし、貧血は鉄欠乏意外にも種類があって、いろんなものがあるので、

内科、婦人科、血液内科、貧血外来、それぞれ自分の症状に合わせて受診しないといけないです。

原因もたくさんあるので、貧血といえど1つではないです。

 

長くなってしまいました。

自分の頭も整理しながら、学んで、自分の病気と仲良くできたらなと思っています!

 

こちらも参考にしてください。
隠れ貧血  貯蔵鉄不足から不眠や鬱も ー産経新聞2017年11月1日
https://www.sankei.com/life/news/171101/lif1711010012-n1.html
血清フェリチンの臨床的意義ーCRCグループ
http://www.crc-group.co.jp/crc/q_and_a/116.html