【「標準値」に、しばられるな!】血液検査に明確なものはなにもないぞ!

2019年6月17日

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どうも♪たむ(@tam_tamco25)です^^

 

健康診断や血液検査をした際に、「標準値」を意識したことはありますか?

検査結果の紙の右側に書いてあって、手渡された後に多いとか少ないとか、自分の数値を見比べますよね。

コレステロールやγ-GTPなんかを気にしている方も多いですよね。

 

しかし、「標準値」は確かな数字ではありません!

なおかつ、病院によっても異なる数値であり、日々変化していく数字です。

 

ここでは、私が医師に教えてもらった、血液検査の標準値の仕組みをご紹介したいと思います。

私も調べるまで知らなかったんですが、「そんな決め方してたの!?」とびっくり仰天しましたw

 

看護師の資格を持っていながら、こんなことを書くのは非常識かもしれないですが、「医療のウラ事情」を根拠とともにお伝えすることに努めます。

惑わされないためにも、このことを知っていると、今後に活かせる部分があると思います。

 

貧血の人が血液検査結果をみるポイントについて書いた記事はこちら。



検査の標準値はどうして変わるのか?

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そもそも、血液検査の「標準値」という言葉の意味はこうです。

標準値
物事のおおよその目印となる値、標準の値を意味する語。

引用:Weblio辞書(https://www.weblio.jp/content/%E6%A8%99%E6%BA%96%E5%80%A4)

 

このように、「おおよそ」の数値のことをいいます。

なので、確定した言い方でもないです。

さらに、「血液検査の標準値」は、このように決められています。

 

検査部で参考にする基準範囲(基準値)は,統計学的に算出した数値範囲を用いています.
病気がなく健康な人の集団を健常者とします.その健常者の測定結果を集計すると,通常,下の図のように左右対称の山型になります.このうち極端に高い数値2.5%と低い2.5%を除き,この平均値をはさんだ健常者の95%が含まれる範囲を基準範囲(基準値)として用いています.

引用:東京大学附属病院 検査部、検査結果について -基準範囲,臨床判断値ってなに?-(http://lab-tky.umin.jp/patient/kijyun.html)

 

出典:https://www.google.com/search

 

血液検査の標準値は、それぞれの検査施設で決められています。

その決め方は、

①健康っぽい人のデータを選出する。

②統計を取って省けたものを削除してしまう。

③残ったデータの端から端を標準値として決める。

 

ここで、こんな疑問を持つ方はいないですか?

「健康っぽい人ってどう判断されるの?」「結構おおざっぱな決め方じゃない?」

診断されていなくても、栄養不足の人や、隠れ肥満、生活習慣病予備軍、飲酒、喫煙などなど。

データ上でどのように「健常者」を決めているのかは私もよくわかりません。

 

さらに、これは検査をする施設ごとに調査され数値を出すので、ばらつきがあります。

国際基準というのも確かなものはなく、海外で血液検査をすれば、正常値だったり異常値だったりすることもあり得ます。

なので、明確なものは何もありません!

 

気になったのは、私は看護師の大学で教科書に「標準値はこれ!」という数字がはっきり書かれていたことです。

標準値だけをまとめたミニブックも看護師なら皆手に取ります。

同じように、医師も専門書にははっきりした数値が書かれています。

 

しかし、そもそも標準値にこれってものは何もないんですよね!

どうしてなのでしょうか?

 

標準値は日々変動しなきゃいけないもの

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「標準値」は、ただの平均値にすぎないと思っている人はどのくらいいるでしょうか?

医師によっては、『「標準値」を確かめることは判断材料の1部分にしかならない。』と認識している方もいます。その逆もいます。

医師の違いは、大学での学び方や研修医時代の環境にも左右されるので、考え方もそれぞれです。

 

とある医師にこんな話を聞いたことがあります。

「〇〇大学の医師は年配の方で、戦後から治療を変えず、その治療に誇りをもっている。異論を唱えた新人医師はことごとく潰そうとしていくんだよ。」

医師も過酷な老害の中、必死にもがいている内部事情も隠れているのかもしれませんねw

 

医療というものは、日々発展しているものです!

日々最新の研究や、新しい治療法、新しい薬が開発されています。

理由は、今でも人体の仕組みが解明されていないから」です。

 

「なにが身体に悪いものか?」「なにが身体に良いものか?」

それは、今でも手探りの状態です。

 

全身麻酔がどうして人間に効くのかさえ、明らかになっていません。

なので「標準値は〇〇~〇〇まで!」というのは、明らかに断定が不可能で、変わらないとおかしいです!

そもそも「体質」「遺伝子」「性別」「年齢」によって標準値は違くなるし、変わっていきます。

「血圧は高くてもいい。」「コレステロールは多い方が長生き。」なんて研究結果も出てしまっています。

 

つまり、今でもいろんな議論や研究中である訳なので、「標準値」は、いつでもアップデートされるべき数字なんです。

本当は医師も日々アップデートしていかないといけません。

でも、医師によって診断に大きなばらつきが出るのはもっと大変なことです。

 

なので、マニュアル化した基準値を叩き込みます。

「この病気の時は、この検査をして、この数字ならこの薬」

というように、ある程度マニュアル化した治療を行うような制度になっています。

医師個人がいけないのではなく、制度にがちがちに固められている節もあります。

 

そもそも制度がいけないんじゃないのか?ということをご紹介した記事がこちら。

まとめ

 

ここまで、血液検査の標準値のウラ情報について、私なりにまとめてきました。

 

・血液検査の「標準値」に明確なものはなのもない、ただの統計での平均値であること。

・そもそも適切な値は、人それぞれ違うということ。

・実際の現場では難しい状況があるということ。

をご紹介しました。

 

「日本の医療は最先端だ!」

と聞くことも多いですが、それは研究や論文だけの話であって、臨床現場はどうもそうではない様子です。

例えば、「風邪」の治療は、ここ何十年も変化がありません。

治療が変わっていないということは、最新の研究は活かされていないということです。

 

これと同じように血液検査の標準値にも同じことが言えます。

そもそも日本女性の大半は「鉄不足」だという問題があります。

そのことについて書いた記事はこちら。

 

そもそも日本女性の半分は鉄不足だってことが問題になっているのに、血液検査の「標準値」である数字を平均値で決めたとしたら、、、

標準値そのものが貧血であることも可能です。

 

また、悪だくみして標準値をずらせば、儲かる分野を作ることも可能です。

(標準値の幅を狭めると、異常とみなされる人増加→病院に受診する患者が増加)

日本全体でおかしいことになっていれば、みんな全員で数値を悪化させることができるものが「標準値」です。

 

そんな風に操作されたくないし、惑わされたくありません。

なので、大事なのは「標準値」に当てはまっているかではなく、自分自身の感覚だと思います。

 

医師が間違いを言うこともあります。

少なからず私は、医師をことごとく疑って否定したから元気になることができました。

自分の健康を維持するためには、日本では、難易度があがっているのかもしれませんね。

 

最後まで読んで頂き、ありがとうございました。

 



 

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