東日本大震災と今の街並み|新築だらけか何もないか。

2020年12月1日

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出典:たむ

 

どうも♪たむ(@tam_tamco25)です^^

 

2011年3月11日(金)から8年も経過してしまいました。

皆さんは当時どこにいて、誰といましたか?

 

私は仙台のど真ん中で勉強していて(翌日大学受験の2次試験に行く予定でした。)今は間近に海がある地域に住んでいます。

今日も穏やかに時間が過ぎています♪

もうすぐ東京に向かわねばならないので、ここに自分で撮影した写真を通して、3.11と今の様子をまとめておこうと思いました。

 

被災地は今空き地なだけなので、今現在の海の様子や綺麗な様子の写真を載せようと思います。

通常運行の仙台の海を見ていただくことができたら嬉しいです♪

 

8年前の体験そのものをまとめて、災害対策を考えた記事はこちら。




仙台の海は穏やかです。

出典:たむ(七ヶ浜)

 

私が住んでいる地域は、斜め向かいには仮設住宅が建っていた公園があり、(今はきれいに整備完了しました。)

車で30秒走れば、新築だけの新しい住宅街が立ち並び、新しい公園・新しいショッピングモールが並んでいるところです。

今この記事を書いているカフェも震災後にできたものです。

 

車で10分20分行くと、閖上や仙台空港・松島方面に行くことができます。

家の目の前まで水がきた地域と考えると、今の日常が不思議でたまらないです。

いつもの平日の風景が広がっております。

 

実家は、葛岡浄水場の近くで、よくバスケットの試合で訪れたのは、グランディ21です。

それぞれ震災時に活動拠点になった所です。

こちらもいつもの平日を過ごされているとのことです。

 

出典:たむ(裏松島)

 

たむおさんとのドライブが好きなので、被災地というところもよく行きました。

見ておくべきだと思ったんですけど、なんでか毎回緊張してました。

(震災の後すぐに父に連れてかれてちょっとトラウマになっていました。)

 

今、ドライブして現地に行くと、ただ穏やかな海があります。

松島の地域は、とっても穏やかな海で有名なんです!

島がたくさんあるので、波を打ち消して、いつもは穏やかな海です♪

 

今、海の周りには何もなくて、空き地が広がっているか工事しているかです。

「田んぼ?」とか、「元から空き地だった?」とか。

そんな光景が広がっています。

 

出典:たむ(松島)

 

私は、仙台出身なだけですが、電車や仙台空港を利用したり、海水浴や街並みの思い出は多少あります。

思い出の1つであるだけですが、今でも車で訪れると変な感覚にはなります。

 

「昔ここには何があったのか?」

なにもない光景からは思い出しづらいです。

そのくらいなにもない状態です。

 

実際は、家が立ち並んでいて、街があって、

震災直後も住宅の基礎だけは残っていたんですが、本当に何もない、ただ穏やかな海があるだけです。

 

新しい街と何もない場所。

出典:たむ(荒井)

 

私が今住む地域は、すごく両極端な地域で、

『新築だけの住宅街or何もない』『明るいor暗い』

新しい住宅街が一気にできている場所と、空き地がただ広がる場所がくっきりと分かれています。

 

例えば、カーナビを辿って沿岸部に行こうとすると、必ず道がヘンテコになります。

それだけ新しい道に変わって、新しい建物になっています。

 

新しい建物は一極集中になっており、すごく風景を変えながら発展していますが、

沿岸近くは、今でも空き地にショベルカーとブルドーザーが動いているだけです。

 

出典:たむ(野蒜)

 

『野蒜』は、より両極端であるのが実感できます。

海の近くは、新築の資料館と駅が残されており、住宅はほとんどありません。

でも、ここには住宅街が並んでいました。

 

今はその住宅街は全部丘の上に移動しました。(駅から見上げた所にあります。)

駅も新しくて綺麗なものに、新築だけの街が出来上がっています。

 

私も仙石線を利用したことがあって、勇気を出して初めて資料館にも行きましたが、

実際に仙台にいたけれど、異世界というか「他人事」になっている感じがして、すごく変な感覚になってしまいました。

ずっと記憶に残しておくことの難しさを体感しました。

 

>>東松島震災復興祈念公園 震災復興伝承館(http://miyaumi.info/search/page40.html)

 

まとめ

出典:たむ(松島)

 

私自身は被害としては全然なくて、ただ仙台にいた1人なだけですが、きっと思い出の一部はなくなってしまいました。

そのくらい跡形ない状態になっています。

それだけ、仙台の整備は完了を迎えていて、新しい街作りが進んでいるだけです。

 

今日もいつもの街の風景ですが、8年前の記憶はどうしても残しておきたいものです。

でも、記憶をずっと維持するのは本当に難しいことを今実感しています。

 

昔ここには、何があって、誰が住んでいて、どんな家があって、どんな風景が広がっていたのか。

実際に行ったことがあるはずで、人にも会っているはずなのに、どうしても記憶が薄れてしまします。

なので、記憶を残していくためには、年に1回くらいは思い出すことが必要なんだと思いました。

 

仙台は、今日もいつもの時間が流れています。

いつもは、ただ穏やかな風景が広がっている綺麗な所ですよ♪

(昨日の夜中の地震は怖かったけどねw)

 

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。