【続編】日本は貧血女性が多すぎて異常!…なのに、、、!?

2019年1月10日

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出典:https://pixabay.com/ja/

 

前回に「日本は貧血女性の多さが世界的にみて異常だ。」「それがどのくらい異常なものなのか?」ということをご紹介しました。

その続きとして、日本で貧血に対する認識が低い原因はなにか!?」についてご紹介します。

 

前回はこちら!

 

日本では、鉄欠乏状態にある女性が約50%くらいであるとされています。

世界的に見ても多いです。多すぎです!

食生活も不自由ないし、裕福であるとされている日本で、どうしてここまで貧血が増えているのか!?

私自身、隠れ貧血になり、さまざまな症状がでる中で1番感じたのは、『医師でさえ知らない人が多い!』

 

医師が知らないんだから、周りの人はもっと知らないはずです!

私自身が経験した、長期的な発熱や重度の月経困難、全身に広がった発疹は、鉄補充しただけで跡形もなくなりました。

笑っちゃうくらい結構なショックでしたw

 

なので、「そもそもなぜ日本の医師が知らないのか?」を突き止めたいと思います。

このことを伝えるために、

隠れ貧血を知らない医師が多い原因は?

どうしたら気づいてもらえるのか?

2つについて書いていきます。

 

解決策や希望はあるので、最後まで読んでいただけたら嬉しいです♪

 

 

隠れ貧血を知らない医師が多い原因は?


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事実、『貧血』なら医師はすぐ気付いて、治療を開始します。

なぜなら、血液検査の基本的なもので判断できて、基準もハッキリしているからです。(赤血球の値をみます。)

 

しかし、『隠れ貧血』は医師に気付いてもらうのが難しくて、治療もすぐには開始できません。

なぜなら、お願いしないと隠れ貧血を判断できるフェリチンの検査をしてもらえないし、標準値(正常とする範囲)にバラつきもあり、医師の理解も少ないからです。

 

①お願いしないと検査をしてもらえない

 

隠れ貧血は、フェリチンという項目を血液検査に加えて検査をし、診断されます。

そもそも、それを医師が積極的に検査してくれる病院は限られています!

 

医師に検査する義務もないですし、しなくていい項目として位置づけられています。

そもそもフェリチンの値は、すごく高値だと、がんや炎症があるという基準に用いられると医師たちは教科書で学びます。

それだけのための検査項目だと習うし、そう思っているんです。(ベテラン医師は特に。)

 

しかし、婦人科では特に、フェリチンの値は貧血を見る項目であると理解しています。

妊娠すると、必ず検査してくれると思います。(多分。)

私は、婦人科でやっと少し理解してくれる医師に出会いました。(4つ目の婦人科でしかも県外だったけれどw)

 

②基準もバラバラ

 

さらに、日本では、病院ごとに隠れ貧血を診断する基準がバラバラです。

4だったり、6だったり、12なんてところも!(ng/mg)

それに対して、海外の論文には、隠れ貧血の境目は45.1ng/mgだと述べられているものもあります。(2005年Journal of Orthomolecular Medicine20)

アメリカでは、フェリチンの値が40ng/ml以下だと、妊娠・出産を控えるように言われるそうです。

 

そもそも標準値が海外と大きく違いますし、医師の認識の違いが海外と比べても大きいですよね!

このように、日本の医師で隠れ貧血のことをきちんと理解していている人は、少ないです!

診断のために必要な標準値からして、おかしすぎますよね。

 

③原因はもっと大きいところ

 

診断の基準からしておかしいのなら、医師も診断できません。

よっぽど勉強熱心な医師でなければ、隠れ貧血への理解はないとも言えます。

体制からして、きちんと診断するためのシステムがないです。

教科書や医学書にも書いていません。

 

なので、医師には罪はないのかもしれないです。

もっと大きな、国レベルでの体制がないことが原因であると思います。

 

それでも、現状を打破したかった私は、何回も医師にお願いして、ウザがらてしまったり、「んなわけない!」と否定される日々でした…

でも、少なからず知っている医師も確実に存在しています!

10年後とかになったらもっと多くなると思います!

最近本やブログなどで医師の方が危険を知らせようとしている姿もあるんです!(まだ少ないけど)

 

では、『自分は貧血かもしれない。』と思った人は、どうしたら鉄不足の状態に気づいてもらえるでしょうか?

 

どうしたら気づいてもらえるのか?

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『自分は貧血かもしれない。』と感じた時、その症状によって行く病院は違うのでしょうが、基本的には『内科』です。

その際に何も検査の結果が出てこない場合や、改善しない場合は婦人科』血液内科』になります。

 

また、私がなった隠れ貧血の症状は、レアケースらしく、うつの症状が顕著に出るパターンでした。

本当は『心療内科』で気づいてもらえればベストなんですが、現時点で『精神科』や『心療内科』で隠れ貧血だと気づける人は、残念ながら皆無です。。

『精神科』や『心療内科』は、治療法が遅れ気味なのは事実で、探求心をもって勉強熱心である医師も少ないです。

 

しかし、最近新しい分野のクリニックが誕生してきています。

『貧血外来』や、『栄養療法(オーソモレキュラー)』という、貧血に特化したクリニックがあるんです!

(栄養療法(オーソモレキュラー)とは、現代版栄養不足を専門として扱う、日本では新しいですが、海外では一般的になりつつある分野です。)

 

『貧血なんじゃないか?』と思った人や、原因不明と言われた人。一向に改善しない人などは、1度話を聞きに行ってみてはどうでしょうか?

きっと気づいてもらえると思います。

そう言える理由があります。

 

貧血の危険性について、本を書いたり、情報発信して危険を知らせようと活動している医師たちがいます。

そんな医師がいるのは、『貧血外来』か『栄養療法(オーソもレキュラー)』ばかりです。

私が治療を始められたのは、そんな医師の公演を、聞いて勉強した若い医師が気づいてくれたおかげです。

 

普通の医師は、わざわざ新しい分野に挑もうと独立する人はいないですよね。

だって、医師といっても最初はサラリーマンみたいなもので、安定を求めるなら総合病院で働き、お馴染みの分野で働くのではないでしょうか?

独立して潰れても困りますし!

 

検索すると、医師自身がどうして『貧血』『栄養不足』という新しい分野に挑もうとしたのか知ることもできます。

医師自身が体験していたり、家族が体験していたりして、医師自身が目の当たりにしたのがきっかけであるようです。

私をきちんと理解してくれたのも、そんな医師の1人でした。

希望もあると思えます。

 

まとめ

 

ここまで、日本で貧血に対する認識が低い原因はなにか!?」について書いてきました。

海外と比べると、理解もない、検査もしないし基準もバラバラ。

そんな状況であるのが、今の日本の医療です。

 

貧血は、「ごはんを食べれば…」「ゆっくり休めば…」すぐ良くなるものではありません。

市販薬やサプリメントでも、鉄分を補充するのは限界があります。

「やる気の問題だ。」「だるいというのは言い訳だ。」

みたいな偏見があることもありますが、自分ではどうすることもできないものです。

 

医師でさえ、きちんとした理解をしていません。

周りの人も理解していなくて当然です。

でも、ちゃんと情報発信・治療しようと頑張っている医師たちもいます!

私たちに出来ることは、自分自身の症状を理解して、行く病院を上手に選択して、理解のある医師までたどり着くことです。

 

そのための情報を私は今後も発信していきたいと思っています!