【鉄不足 や 貧血】妊娠した時が危険です!!(産後うつ、胎児への影響)

2018年12月28日

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出典:https://pixabay.com/ja/

 

鉄不足のことや、フェリチンに関する症状やらなんやらを書いてきた私ですが、最も恐れていることがあります!

それが、「産後うつ」です。(マタニティーブルーも同様です。)

 

鉄不足やフェリチン、鉄欠乏貧血、隠れ貧血のことは、妊娠関連で知っている方もいるのではないでしょうか?

今回は、そんな鉄不足と産後うつのことについて、

鉄不足や貧血だと、妊娠したときに何が危険なのか?

どうすればいいのか?

2つのことについて、書いてみたいと思います!

 

とにかく、危険だと思っていて、私の1番の不安材料です!

どんだけ危険なのかについても書いていますので、1人でも多くの女性に知っていただけたらと思います!

 

関係性を知る上で、このことを知っていると、きっと理解しやすい!と思われる記事はこちら!

 

 

鉄不足や貧血だと、妊娠した時に何が危険なのか?


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妊娠すると貧血になりやすい』ことや、『妊婦さんは貧血になって鉄剤服用する人も多い』なんてことは知っている人も多いと思います。

なので、そうじゃない時に貧血の人は、もっと貧血になるということが言えます。

 

妊娠・出産を経験すると、多くの人が貧血になってしまうように、今の時点で鉄不足や貧血がある人は1番危険です。

なぜなら、妊娠・出産の時に貧血になってしまうと、自分にも赤ちゃんにも影響が出てきてしまうからです。

 

貧血の状態で妊娠しても、そのあと貧血の治療を開始すれば問題ないのでしょうか?(隠れ貧血の状態で妊娠して、すぐ貧血の状態になることも同じ。)

危険があるとしたら、それはどんな危険性なのでしょうか?

 

妊娠中に貧血になるのは危険!

 

最初に、こちらの論文をご覧ください。

妊娠中に鉄剤を服用していた妊婦のHb値は、平均で4.6 g/L高く、貧血リスクが50 %減少していた。さらに驚くべきことに、低出生体重児を出産するリスクは19 %も低かった。一方、妊娠初期から中期にかけて貧血であった妊婦の子どもは深刻だ。低出生体重のリスクが1.29 倍、早産リスクは1.21 倍も上昇していた。
ー日本は「貧血大国」だ((Haider BA1 et al.(2013). Anemia,prenatal iron use,and risk of adverse pregnancy outcomes : systematic review and meta-analysis. BMJ,346,3443.)2018年5月12日  https://www.huffingtonpost.jp/kana-yamamoto/anemia-japan_b_5312215.html

 

このように、妊娠初期に貧血が判明して鉄剤を開始すれば、胎児へのリスクが減りますが、

気づくのが遅れて、妊娠中期に貧血だと判明してしてしまうと、鉄剤を開始したとしても、低出生体重や早産の危険性が高まります。

妊娠してから貧血の状態になってしまうと、胎児に影響が出てきてしまうんです!

お母さんが貧血であることは、胎児の成長に関わってくる問題なんです!

 

妊娠に気づいた時に貧血でも危険!

 

「妊娠してから貧血の治療を開始すればいいじゃん。」という考えも危険です!

 

胎児の成長に重要な時期があります。

妊娠3~8週→循環器系・呼吸器系・消化器系・神経系など、赤ちゃんの身体に重要なものが作られる時期。

妊娠8~11週→実際に赤ちゃんの臓器が働き始める時期。

 

妊娠が分かるのは、通常妊娠6週くらいだと言われます。(前の月経初日から6週なので、『あれ。生理来ないんだけど!?』の時期。)

貧血の治療をしたことのある人なら知っていると思いますが、鉄剤を服用して、貧血が改善されるまでに最低でも2〜3ヶ月かかります。

なので、妊娠6週で貧血に気づいたとしたら、貧血が改善するのは、最短でも14週以降になってしまいます。。

 

胎児の成長に重要な時期が………過ぎてしまいます。

 

もちろん、隠れ貧血であれば、すぐに貧血になってしまうので、治療しないまま妊娠してしまうと危険です!

 

フェリチンの値が下がっているだけでも危険!

 

また、こんな論文もあります。

スペインの研究では、729名の妊婦を対象とした調査で、産後32週までに65名がうつ病を発症したが、産後48時間の血中フェリチン値と産後うつ病の発症には強い関連が見られた。フェリチン値が一定より低かった者は、そうでない者に比べて、発症リスクが3.7倍であった。またアメリカでの研究で、37名の妊婦を対象とした調査では、産後7日目に貧血を呈した女性は、貧血がなかった女性と比べて、産後28日目におけるうつ病スコアが有意に高く、ヘモグロビン値が低いほどうつ症状が高いという相関関係が認められた。
-功刀浩「鉄欠乏性貧血とうつ病」Vol .6 No.1, 4.2018,depression Jounal

 

このように、「出産後貧血であった女性は産後うつの症状がでやすい。」「フェリチンの値が低いと、産後うつが発症しやすくなった上に、症状が強くなった。」というデータです。

フェリチンは、隠れ貧血の指標となっている血液検査の項目です。

健康診断には含まれておらず、医師から検査を行うこともないので、自分で申告しなければ検査することはないです。

産婦人科にかかって初めて検査する人も多い項目です。(産婦人科の医師は率先して検査してくれると思います。)

 

フェリチンの値が低値であることが、産後うつに大きく関連していると世界的に問題視されています。

アメリカなどでは、健康診断の項目にもなっており、妊娠希望の人は、フェリチンを40ng/ml以上であることを推奨されます。

日本はそういう意味で例外であるのが怖いところです。

 

でも、隠れ貧血のことを危険だと思っている女性が、日本にどのくらいいるのでしょうか?」

鉄不足の状態で妊娠すれば胎児に影響がでます。

妊娠してフェリチンが低値の状態であれば、産後うつのリスクが高まります。

貧血の状態で妊娠・出産すれば、胎児に影響が出るうえに、自分自身も産後うつになりかねません。

 

自分で書いてさらに危機感を感じてしまう…w

でも、対策することは可能です!

次に、『じゃあどうしろってんだ!』ということについて書いていきます!

 

どうすればいいの?


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私は、このようにリスク!リスク!なんてものを読んでいると、人間なので怖くなりますが、今はいい時代です!

なので、対策だってあるし、情報も増えてきています!!

 

逆に、隠れ貧血だとわかったことを『やったぜ!』と思った方がいいのかもしれません。

今の時点で鉄不足だと分かってラッキーです♪

 

日本女性の1/2は、鉄不足の状態であると言われています。

自分が隠れ貧血であることを知らない人も多いはずです。

わかっていれば、対策ができます!

 

ここでこちらの論文をどうぞ。

 

鉄欠乏貧血や潜在性鉄欠乏が一般人口に高頻度に存在するにもかかわらず、その大部分の人はうつ病でないことを考慮すれば、鉄欠乏はうつ病のリスクを高めるとしても、それほど強い効果ではないと考えるのが妥当であろう.一部の人は「鉄欠乏によってうつ症状が引き起こされやすい体質」をもっているのかもしれない.
-功刀浩「鉄欠乏性貧血とうつ病」Vol .6 No.1, 4.2018,depression Jounal

 

潜在性鉄欠乏は、隠れ貧血の別名です。

「産後うつとは別に、通常のとき、鉄欠乏でうつの症状が出る体質の人もいるらしい。」ということが書かれています。

ちなみに、フランスの論文だと貧血とうつは関係がある。というように言い切られていたりしますが…

 

ここで言いたいことは、『鉄欠乏の人がたくさんいるにもかかわらず、症状が出る人は限られている。』ということです。

無症状だけれど、隠れ貧血だという人もたくさんいると思うんです。

 

隠れ貧血であると分かれば、治療を続ければいいというだけなんです。

定期的に血液検査をして、鉄剤とビタミン剤を服用して、(他の治療も研究されてきています!)

また、定期的に検査をして、継続できればいいんです!!!

 

それをフォローしてくれる医師も存在し始めています!!!

今はいい時代です。もっといい時代にしたいです。

 

隠れ貧血だということは、大変なことも、しんどいことも多いけれど、希望もあることを伝えたいです!

もし疑っているなら検査して知っておいた方がいいです!

 

『早めに分かってラッキー♪』なのかもしれません!

老人になっても関わってくるんだから…(認知症関連。。いつか書きますねw)

 

最後まで読んで頂き、ありがとうございました!