フェリチンと闘うということ
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どうも♪たむ(@tam_tamco25)です^^
これは、私が「隠れ貧血」で体調崩して最もしんどい時、
半年近く寝たきりの生活、いくら病院を回っても原因不明を言われていた状態で書いた、リアルな気持ちです。
私の病気の記録をまとめた記事はこちらです。
元気になった自分が読むと、すごく暗い感情が並んでいますが、誰かの共感につながればと思い、残します。
今と昔では、まるで別人のようになっていて、夢をみていたように記憶が薄いです。
なので、その当時書いた文章はそのままにします。
ご了承ください。
ここでは、自分の『しんどい』という気持ちを信じたいけれど、どうやっても医師に完全否定を喰らった時の、もがきと感情のリアルです。
しんどいネガティブ期・5
私は、月経困難と、それに追加して伴うメンタルの浮き沈みに悩んでいます。
私は、看護師と保健師の資格を持っています。
ストレスかと思い、心療内科に行って薬を飲むも悪化。
じぁあホルモンバランスおかしくなったのか?と思い、ピルを飲んだらいいのかなとピルを飲んだら激しい痒みを伴う謎の発疹で1ヶ月ほぼ寝ずに過ごしました。
生検しても原因が出てきませんでした。
ちょっとネガティブなことを書きます。
不思議ですね。
少しでも「ふぅ〜。」とひと息しただけでも、気を緩ませた瞬間に閉鎖的になってしまう今日この頃です。
自分が辛いと思ったり、しんどいと思う身体の症状や感情は嘘偽りなのかもしれない。
そんなふうに感じてしまいます。いや〜。うつっぽいですね〜。
理由は、先日医師に否定されたからです。
「私も今痛いよ?」という医師が東京にいました。
経過はもちろん全部伝えてあります。
私が示しているのは、寝込むくらい痛かった。という過去形です。
だって、月経の時だけおかしくなるのが困っているんです。
精神的な症状が出ていることは100も承知です。
逆にこの状態でイライラしない人がいるならおかしいと思うレベルです。
「私は痛いのに仕事して頑張ってるよ?あなたは弱いんだね。」って聞こえてしまった自分が嫌になりました。
なんだか人を信じるとか信頼する能力がなくなってきてしまったのかもしれませんねw
でも、帰宅していろんな人に聞いてみたら、私の嫌だったという感情は正常らしかったよw
鬱なら鬱でいいんです。
今まで全く手をつけなかった医師の誤診ならそれでいい。
鬱の治療をして治るならいくらでも治療してほしい。
鬱の治療をして、悪化していった経過があるから県外までいって婦人科きてるんだよ。
もうネガティブな愚痴は終わり。
そんなこともありますが、今は全然前向きで、いつもよりは元気そうです♪
多分、鉄剤を処方してもらえたからだと思っています。
とても不思議なのですが、私は鬱だ鬱だと言われながら大人になったけれど、
精神薬はなにも効果を発揮せず(落ち着きはします。ただ、思考能力も落ち着きます。)
悪化するばかりだったのに、鉄剤飲んだらスッキリして別人みたいに元気になったんです。
フェリチン値が上がった時の身体の軽さは異常でした。人間は思ってたより軽い生き物だった!
貧血は、特に女性の貧血は、1度改善したら完治ではないです。
月経で多くの鉄分が出ていってしまいます。
普通に減っていきます。
補充すればいいんですが、鉄は吸収しにくい物質です。
また、逆に鉄を体に多く取り入れすぎると、血栓やがんなどのリスクが高くなるので、注意しないといけません。
私の場合は、いくら市販薬やサプリを試しても維持すらできない身体のようなので、いかに安全に鉄を維持していくかにかかっています。
とても根気のいる通院が必要です。
つまり、継続的に病院に通い続けなければいけません。そうしなければまた倒れます。
ゴールのないマラソンのようです。
閉経したらまた変わるようだけれど。。(まだ20代なんだよなぁ。。)
私は、通常の血液検査では正常ですが、フェリチンの値を加えると異常になります。
フェリチンと鬱の関係性はたくさん論文として世に出されるようになってきています。
功刀浩「鉄欠乏性貧血とうつ病」Vol .6 No.1, 4.2018,depression Jounal
本も出されるようにもなってきました。
うつ・パニックは「鉄」不足が原因だった (光文社新書) 新書 – 2017/7/19 藤川 徳美 (著)https://honsuki.jp/stand/418.html
アメリカだと、フェリチン値が40ng/ml以下の女性は妊娠・出産を控えるように。という考え方が普通にある。
日本では一般的なフェリチンの基準値は、
男性なら20~220ng/ml女性なら10~85ng/ml。
なんの差なのか。もう少し危惧してほしいと思っている。
日本の基準値を決めた人はフェリチンが低値になったことが果たしてあるのか。
なんて言わないが、きちんと説明してほしくなる。
にもかかわらず、日本にそれを知っていて、理解してくれる医師が少なすぎる。地方になんて壊滅的にいない。
そうなると、私は病院に行っても適切に処置されないので悪化していくしかないんですよね。。
殺される前に自分がなんとかしないといけない。
困ったもんです。
もしかしたら、婦人科でもなく、心療内科でもなく、貧血外来に駆け込んだ方がいいのかもしれませんね。
貧血外来とは、地方にはほとんど見受けられませんが、女性特有の貧血や、隠れ貧血を専門にしている医師が行うクリニックです。
東京にはいたるところに存在しています。
医師自身が隠れ貧血を体験している場合もあるので、1度は行ってみたいのですが、遠くにあると、さすがに今の体力だと不安なので、なんとか回復しなければと思っています。
もし、受診できたらそのことについて記事を書いてみたいと思っています!
以下は参考までに。貧血外来があるという記事です。
大阪市北区の「あまねクリニック」の桐村里紗医師(37)は今年3月、かくれ貧血の治療を始めた。受診者は100人を超え、遠方からも患者が訪れる。「ほとんどが女性で、いろいろな医療機関を受診した後に私の所にたどり着き、ようやく原因が分かったと喜ぶ人もいます」
https://www.sankei.com/life/news/171101/lif1711010012-n1.html
昨日、自分が通っていた看護大学に電話をかけてみました。
お世話になった精神科の教授に繋いでもらいました。(私はもともと精神科専攻で卒業論文や実習も精神分野特化してます。)
自分はフェリチンが関係していると思うこと。
医師で知識のある人が少ないこと。
1番のストレスは理解してくれない医師からの完全否定であること。
自分のためにも根拠がほしいということ。
こんなことを話している間に教授は論文をわんさか出してくれました。
その1つが、学生時代よく実習でお世話になった病院の医師が書いた論文がありました。
教授も面識がある方だったので、教授は協力してくれると言ってくれました。
今後、自分自身のフェリチンに関連する知識は正しいものだという根拠をもらいました。
なので、この際とことん勉強しようと思う。
どうするべきかきちんと自分の身体に聞いてみようと思う。
もし、今回のさまざまな症状が鉄剤で軽減されたとなったら、もう、心療内科には行かなくなると思う。
貧血は、ディズニー帰りのあのだるさが毎日あるように感じる。
だれか背中にひっついているんじゃないか。
なんてスピリチュアルを信じちゃいそうになるくらい身体の重さと怠さは凄まじい。
でも、職場や家族に身体の重さや怠さを打ち明ければ、怠けてると思われかねない。
だから、せめて医師には理解してほしい。
そうでないと、自分を否定しないといけないから。
フェリチンと闘うということは、思っていたより大変なことらしい。
健康であること、仕事をすること、結婚すること、子どもを産むこと。
ほっておけば全て奪われてしまう。
今後継続して鉄欠乏性貧血、フェリチン、うつ。注目していろんな面から考えていきたいと思う。
きっとそのことを記事にして、ネット上に半永久的に残すために私は倒れたんだと、そう信じてみることにします。
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