【「標準値」に、しばられるな!】血液検査に明確なものはなにもないぞ!
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どうも♪たむ(@tam_tamco25)です^^
健康診断や血液検査をした際に、「標準値」を意識したことはありますか?
検査結果の紙の右側に書いてあって、手渡された後に多いとか少ないとか、自分の数値を見比べますよね。
もし、「標準値」が確かな数字ではないとしたら、どう思いますか?
ここでは、私が医師に教えてもらった、血液検査の標準値の仕組みをご紹介したいと思います。
私も調べるまで知らなかったんですが、「そんな決め方してたの!?」とびっくり仰天しましたw
そんな標準値のウラを知って、惑わされないための武器にしていただけたら嬉しいです^^
医療のウラ情報について、有名どころをまとめた記事はこちら♪
検査の標準値ってどんな数字?
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標準値は、どのような数字でしょうか?
そもそもの「標準値」という言葉の意味はこちらです。
標準値
物事のおおよその目印となる値、標準の値を意味する語。引用:Weblio辞書(https://www.weblio.jp/content/%E6%A8%99%E6%BA%96%E5%80%A4)
「標準値」=「おおよその数値」
なので、そもそも確定した言い方でもないです。
さらに、「血液検査の標準値」は、このように決められています。
検査部で参考にする基準範囲(基準値)は,統計学的に算出した数値範囲を用いています.
病気がなく健康な人の集団を健常者とします.その健常者の測定結果を集計すると,通常,下の図のように左右対称の山型になります.このうち極端に高い数値2.5%と低い2.5%を除き,この平均値をはさんだ健常者の95%が含まれる範囲を基準範囲(基準値)として用いています.引用:東京大学附属病院 検査部、検査結果について -基準範囲,臨床判断値ってなに?-(http://lab-tky.umin.jp/patient/kijyun.html)
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血液検査の標準値は、それぞれの検査施設で決められています。
その決め方は、
①健康っぽい人のデータを選出する。
②統計を取って省けたものを削除してしまう。
③残ったデータの端から端を標準値として決める。
「健康っぽい人ってどう判断されるの?」「結構おおざっぱな決め方じゃない?」
私はそのように感じてしまいます。みなさんはいかがですか?
また、診断されていなくても、栄養不足の人や、隠れ肥満、生活習慣病予備軍、飲酒、喫煙などなど。
データ上でどのように「健常者」を決めていると思いますか?(私も悩ましく思っています。)
さらに、これは検査をする施設ごとに調査され数値を出すため、ばらつきがあります。
国際基準というのも確かなものはなく、海外で血液検査をすれば、正常値だったり異常値だったりすることもあり得ます。
なので、明確なものは何もありません!
でも、私が気になるのは、大学で教科書に「標準値はこれ!」という数字がはっきり書かれていたことです。(看護師の大学に通っていました。)
標準値だけをまとめたミニブックも看護師なら皆手に取ります。
同じように、医師も専門書にははっきりした数値が書かれています。
嫌な予感がします・・・
標準値は日々変動しなきゃいけないもの
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「標準値」は、決められた数字、変わることがない数字・・・だと思っていませんか?
医師によっても、『「標準値」を確かめることは判断材料の1部分にしかならない。』と認識している方もいれば、その逆もいます。
とある医師は、こんなことをお話していました。
「〇〇大学の医師は年配の方で、戦後から治療を変えず、その治療に誇りをもっている。異論を唱えた新人医師はことごとく潰そうとしていくんだよ。」
医療は、日々発展しています!
日々最新の研究や、新しい治療法、新しい薬が開発されています。
理由は、「今でも人体の仕組みが解明されていないから」です。
「なにが身体に悪いものか?」「なにが身体に良いものか?」
それは、今でも手探りの状態です。
全身麻酔がどうして人間に効くのかさえ、明らかになっていません。
なので「標準値は〇〇~〇〇まで!」というのは、明らかに断定が不可能で、変わらないとおかしいです!
そもそも「体質」「遺伝子」「性別」「年齢」によって標準値は違くなるし、変わっていきます。
つまり、今でもいろんな議論や研究中である訳なので、「標準値」は、いつでもアップデートされるべき数字なんです。
いろいろな医師がいますが、中には、日々アップデートしていない医師もいるかもしれません・・・
でも、それはしょうがないことかもしれない。と言う記事はこちら!
まとめ
ここまで、血液検査の標準値のウラ情報について、私なりにまとめてきました。
・「標準値」は、明確なものはなのもない、ただの統計での平均値であること。
・「標準値」は、そもそもあいまいな数字であること。
・「標準値」は、変わらないといけない数字であること。
このようなことをご紹介したい記事です!
「日本の医療は最先端だ!」と聞くことも多いですが、「風邪」の治療は、ここ何十年も変化がありません。
治療が変わっていないということは、最新の研究は活かされていないということですよね?
また、日本全体で貧血の人がたくさんいれば、みんなで標準値を悪化させることもできるのが、「標準値」です。
あなたは、大丈夫ですか?
つまり・・・「標準値」にしばられるな!
最後まで読んで頂き、ありがとうございました。
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