新生活が与えるストレスの正体|メカニズムと対策

2020年12月1日

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出典:https://pixabay.com/ja/

 

どうも♪たむ(@tam_tamco25)です^^

 

4月から新生活を始める方も多いのではないでしょうか?

ワクワクした気持ちですか?不安の方が大きいですか?

 

私も4月から新しい環境で頑張ろうとしている最中ですが、そんな時に確認しておくべき情報があります。

環境の変化は、人間の身体に大きな変化を与えるものです!

 

ここでは、環境の変化によって身体にどんな影響があって、どう対策すればいいのかを具体的にご紹介します。

バーンアウトしないための方法にもなりますので、1つの参考にしていただけたら嬉しいです♪

新しい環境は、身体も変化させる!?

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環境の変化は、身体にどれほどの影響があるのでしょうか?

 

ストレスの大きさを示す、「ストレスランキング」では、新生活に伴う変化も多くランクインしています!

1位はパートナーとの死別ですが、環境の変化も相当のストレスがかかるものだということがわかります。

23位:転職

25位:仕事量の変化

30位:交友関係の変化

32位:転勤・単身赴任

36位:引越し

参考:ストレスランキング(http://stressmountain.jp/sp/rank.html)抜粋して引用

 

手続きもあるし。生活のリズムも。家も。職場も。

やることも多いし、いろんなものが変わるので、ストレスがかかることは簡単に想像できますよね?

身体の中では一体何が起きているのでしょうか?

 

まず、こちらをご覧ください♪

人間には「ホメオスタシス」という自分を一定の状態に保とうとする機能が備わっており、あまり変化を好まない性質があります。しかし、新生活では自分を取り巻く環境が大きく変わるため、その変化に慣れるまではちょっとしたことが心身の負担になり、ストレスがかかります。

引用:ネトラボ、新生活になじめない人へ ストレスを減らすための4つのポイント、2017年5月1日(https://nlab.itmedia.co.jp/nl/articles/1705/01/news006.html)

基本的に脳は、すでに知っていることや理解している情報を好み、知らないことを嫌います。

引用:life hacker、人が「変化」を恐れる理由とその対処法、2013年2月20日(https://www.lifehacker.jp/2013/02/130220afraid_of_change.html)

 

環境に伴う身体への影響について、いろんなものが挙げられますが、注目したのが「脳」への影響です。

人間には、「ホメオスタシス」という『一定に保っていたい!』という仕組みがあります。

 

体温や生活リズム、ホルモンや水分などなど。

人間は、いろんなものをいつでも一定にしたがります。

 

「脳」は、『環境を変えたくない!』『心機一転したくない!』と思っています。

そもそも「脳」は変化したくないものであり、「人」は変化したくないと思うようにできているんです。

 

そもそもの「脳」の仕組みを知ると、『そりゃあ、環境の変化はストレスかかるわけだわ。』と思えますよね。

ただでさえ疲れるし、緊張したり忙しいので。

 

環境の変化は、結果的に脳の中の「自律神経」を疲れ切らせてしまいます。

なので、5月〜6月という慣れた頃に、火事場の馬鹿力状態から緊張の糸をふっと緩めると、体調不良に繋がりやすくなってしまうんです。

そんな時は、「自律神経」が疲れ切っているということになります。(身体のON/OFFが思うようにできなかった結果。)

 

自律神経のON/OFFボタンについてご紹介した記事はこちら。

 

環境の変化による身体への影響は、人間だけじゃなく動物でも同じ反応が起きます。

脳領域の機能的構成や可塑性について知られていることの多くは、標準的な実験用ケージで飼育されたラットで得られたものだ。その飼育環境を変化させることで今回、重要な脳領域に大規模な機能的精緻化が引き起こされることが示された。

引用:Natureハイライト、大人になっても脳は環境で変わる、2004年5月6日(https://www.natureasia.com/ja-jp/nature/highlights/2850)

 

ラットでの実験でも、環境を変えることによって大きな影響が出てしまいます。

この研究では、ゲージを変えた時の脳の反応の変化を調べているんですが、

「大人になったラットでさえ脳の反応する場所が変わった。」という結果が出ています。

 

『人間ってのは、環境の変化がストレスになる生き物だ。』と考えることができそうですし、『動物なら環境の変化で影響が出るもんだ。』とも考えることができそうです。

 

次に、そんなストレスを最小限で留めるための対策を考えて行きたいと思います!

ストレスを最小限にするための対策!

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私自身が実際に取り組んでいる具体的な方法も加えながら、得られた情報を元に、新生活でのストレス対策を3つピックアップしてご紹介します!

 

①変えない部分を作る。

新生活で大きな変化が起こりますが、変化しないものを意図的に作ることができます。

いつも使っている携帯のデータや、音楽、枕、クッション、持ち物、匂い、ルーティーンなどなど。

変えなくて済むところがあります。

 

人間は変化を嫌うように出来ている生き物なので、変化を最小限にすることで、ストレスも最小限にすることができます!

 

私は、引越しする家の間取りを極力今の家と同じにしたり、通勤時間や駅から歩く距離なども極力同じになるように影で意識していました。(結果いいのが決まってラッキーでした♪)

家具もそのまま、枕や持ち物もほぼ変えずに、体だけ移動しようとしています。(これはただの面倒くさがりなのかもしれない…w)

 

でも、「いつもの」があることは、新生活の中に安心感をもたらすと思えますし、夏にかけてちょっとずつ変えていけばいいものなんだと思います。(地方から上京して慣れた頃に、外見が一新した大学生OB代表、たむより。)

 

②ストレスを感じて当然の時期だと思っておく。

『新生活なんて、ストレスがかかって当然だ♪』

こんな風に思えたら、5〜6月に体調が悪くなっても、『しょうがないねぇ。』といいように捉えることができますよね。

 

また、ストレスがかかって当然の時期なので、意識的にお休みする時間を作ってあげることもできます。

忙しくて当たり前。疲れて当たり前。体調崩しても当たり前。

なら、意識的に自分を休めて、そうならないように予防すればいいですよね。

 

私もバタバタしていて、こんなこと忘れてしまうこともありますが、『今日は引越しのことなんて考えないぞ!』という日を数日は設けるようにしています。(時間ともいえる。)

 

いろんな問題を全部抱えようとすると頭がパンクしてしまうので、

やることリストを作って、上からチェック入れるだけになっていたり、

「引越しをめちゃくちゃ頑張る日」「手続きはこの週で」

というように意識的に日分けして、考えない時間を作ろうと必死になっていますw

 

③楽しみを見つける。(ポジティブに捉える。)

ストレスはネガティブに捉えがちですが、いい部分もあります。

ストレスがあるから頑張れるし、不安があるから努力できます。

 

また、ストレスにも2つの種類があります。

例えば、「ストレスレベル」には、昇格や昇給、結婚や妊娠も上位にランクインしています。

良いことも悪いこともストレスになっているんですよね。

 

良いストレス、悪いストレスの感じ方は、自分で変えることができます。

例えば、遠足を『楽しみだなぁ♪』と思う人もいれば、『不安だなぁ。大丈夫かなぁ。』と思う人もいます。

誰でもネガティブじゃなく、ポジティブに捉えたいですよね♪

 

新生活の不安を考える時間よりも、新生活の楽しみを考えることで、ストレスも最小限に留めることができます。(ネガティブの影響力もデカいので。)

 

私は、新居の周りのスペックを事前に歩いて散策して、綺麗な公園や図書館、カフェやスーパーを見て、楽しんでいる妄想をしたり。

これから良い出会いやワクワクすることが溢れていると、イメージしながら寝る練習をしていますw(とある情報を知ってから、引き寄せの法則信者になろうとしています。未だに難しい。。)

参考

・life hacker、人が「変化」を恐れる理由とその対処法、2013年2月20日(https://www.lifehacker.jp/2013/02/130220afraid_of_change.html)

引用:ネトラボ、新生活になじめない人へ ストレスを減らすための4つのポイント、2017年5月1日(https://nlab.itmedia.co.jp/nl/articles/1705/01/news006.html)

 

もし、新生活に疲れてしまったら、当ブログではこんな記事も書いていますので、参考にしていただけたら嬉しいです♪

自律神経が疲労した時の対策をまとめています。

まとめ

ここまで新生活でかかるストレスを最小限に留めるための方法をご紹介してきました。

 

新生活が始まる時、

・動物たるもの、変化が嫌いな生き物であること。

・環境の変化は、疲れて当然であること。

が関係して、疲れやすく体調を崩しやすくなっています。

 

なので、

・変化しない部分を作る。

・意識的に休む時間を作る。

・楽しみを作って、ポジティブな気持ちでいる。

このことが対策として挙げられます。

 

私自身も、より理解を深めて、4月以降も元気いっぱいで新しいチャレンジに挑めるように、準備したいと思います!

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。