花粉症は、「食べる時間」でも対策できる!| 症状が出やすい時間帯

Pocket

出典:https://pixabay.com/ja/

 

どうも♪たむ(@tam_tamco25)です^^

 

あなたの花粉症の症状は、いかがですか?

 

毎年春を前に、目の痒みや鼻水・くしゃみなど症状が辛いですよね。

花粉症の症状を抑えるためにどんなことをしていますか?

 

お薬を飲むことももちろん1つの方法ですが、他にもできることがあります!

ここでは、「食べる時間」に注目した花粉症の症状を抑える方法について、根拠とともにご紹介します。

症状を軽くする、1つの参考にしていただけたら嬉しいです^^

 

「花粉症から逃れる方法がある!」という情報をまとめた記事はこちら▼


花粉症には、症状が出やすい時間帯がある!

出典:https://pixabay.com/ja/

 

あなたの花粉症の症状が強くなる時間帯はいつですか?

まず、そもそも花粉症の症状が出やすい時間があることを知っていますか?

 

朝の起きがけに、鼻水や発作的なくしゃみなどの鼻炎症状が現れることをモーニングアタックと呼び、朝目覚めてからすぐにひどい症状に悩まされる人が多いようです。

起床時に自律神経が副交感神経優位から交感神経優位の状態に切り替わる事によって、一時的にバランスが乱れて鼻が刺激過敏になるため

引用:アレジオン、花粉症のモーニングアタック~快適な朝のためには夜の対策も重要~(https://www.ssp.co.jp/alesion/hayfever/morningattack/)

花粉症の症状が、特に強く出るタイミングが、「朝」 です。

くしゃみが連発し、症状を強く感じる「モーニングアタック」と言われています。

 

原因は、

①:朝になって人が動き出すと、空気が流動することで、床に溜まっていたハウスダストや花粉が舞い始めるから

②:自律神経が眠っている時の副交感神経)から、起きてアクティブになろうとする交感神経)に切り替わるタイミングで鼻を刺激するから

です。

 

もちろん、室内により花粉を持ち込まないことも1つの方法ですが、他にもできることがあります!

花粉症は、「食べる時間」でコントロール可能◎

出典:https://unsplash.com/

 

花粉症の症状が出る時間帯が、もし仕事中に被っているとしたら…大事な会議に重なっているとしたら…大変ですよね。

なおかつ、その症状をより強くする生活習慣であったとしたら?

すぐにでも改善したいですよね。

 

実は、花粉症の症状を、食べる時間でコントロールすることができると言う、研究結果があります!

1.マウスに餌を24時間自由に与える。マウスは夜行性のため主に夜間に餌を摂取するが昼間にも少し摂取する。
2.餌を活動期(夜行性マウスでは夜間)の4時間だけ与える。
3.餌を休息期(夜行性マウスでは日中)に4時間だけ与える。
これらの食事条件でマウスを2週間飼育した。マウスの餌摂取量、体重変化は3群間でほぼ同等だった。

ヒトにおける蕁麻疹反応のモデル(PCA反応)を、それぞれの群で、日中(午前10時)と夜間(午後10時)に試みた結果、反応の強さは、1)群と2)群では、休息期に強く、活動期に弱い反応を示した。一方、3)群では、休息期だけでなく活動期も強い反応がみられた。また、マスト細胞の体内時計のリズムは、3)群では1)群および2)群が示した本来みられる正常なリズムとは異なるリズムが刻まれていた。

本研究により、食事摂取のタイミングは、アレルギー反応の強さや出現しやすい時間帯を変化させる因子の1つであることが明らかになった。

引用:スポーツ栄養web、食事の時間がアレルギー症状に強く影響 食べる時間を変えると症状が改善するかも、2019年11月20日(https://sndj-web.jp/news/000452.php)

論文:Time-restricted feeding in rest phase alters IgE/mast cell-mediated allergic reaction in mice、2019年9月4日、Yuki Nakamura他

まず、マウスがごはんを食べられる時間帯別に3チーム作りました。

1:活動している時間かついつも寝ている時間にも食べてもらうマウスチーム

2:活動している時間にだけ食べてもらうマウスチーム

3:いつも寝ている時間にだけ食べてもらうマウスチーム

 

つまり、3は人間で言う夜勤の状況日中の食事を欠食する状況を作り上げています。

仕事が忙しい人や仕事内容によっては、ついつい夜だけごはんを食べてしまっている方もいらっしゃるのではないでしょうか?

 

そして、マウスのアレルギー反応の様子を観察するのですが、

・1と2の活動する時間に食べていたマウスは、いつも寝ている時間の症状が強く / 活動している時間は症状が弱かった

・3の寝ている時間にのみ食べていたマウスは、いつも寝ている時間の症状も強く / 活動している時間も症状が強かった。しかも体内時計が乱れていた

と言う結果となりました。

 

つまり、夜だけごはんを食べた時、活動時間もごはんを食べた時と比べてアレルギーの症状がで続ける

食事のリズムが崩れると、体内時計も乱れて、アレルギーの症状を感じる時間が長くなる、という結果になっています。

これは避けたいですよね!!

 

普段でも辛い症状の花粉症が、食事によってこれだけ症状の出かたに違いがあるのなら、

規則正しいリズムでごはんを食べていたいな…と思いました。

 

花粉症は、日本にいるうちは耐えなければならないものだと、思っていたのですが、

日々の生活習慣を整えることで、自分で予防できるものであることがわかりました。


今日からできること

出典:https://pixabay.com/ja/

 

食事の時間を上手にコントロールし、体内時計を整えるために、今日からできることはなんでしょうか?

 

何より、日々の生活リズムを整えること、ですよね。

 

生活リズムを整える方法としてはいろいろな方法がありますが、特におすすめのポイントは、

脳(メイン時計)をリセットするのは、日光

身体(サブ時計)をリセットするのは、朝ごはん

この2つの意識です。

 

詳しくはこちら▼

 

朝ごはんには、栄養を摂る以外にも、体内時計や代謝のスイッチの役割があります。

これを大事に活用していけた先に、より花粉症の症状を感じにくくする鍵があるのかな…と思いました。

 

私自身もつい夜更かしをしてしまったり、休日は起きる時間が後ろにズレ込んでしまうことがあります。

そんな負のループを重ねていると、体内時計が乱れてきて、結果的に花粉症の症状を感じる時間も長くなります。

より1日1日を大事に過ごしたいです!

まとめ

ここまで、「食べる時間」に注目した花粉症の症状を抑える方法についてご紹介してきました。

 

・花粉症の症状が、特に強く出るタイミングは、「朝」 のモーニングアタック!

・食事のリズムが崩れると、体内時計も乱れて、アレルギーの症状を感じる時間が長くなる食事のリズムが崩れると、体内時計も乱れて、アレルギーの症状を感じる時間が長くなる

・花粉症は、日々の生活習慣を整えることで、自分で予防できるもの

・食事の時間を上手にコントロールし、体内時計を整えるために、朝や休日の過ごし方を大事に!

このようなことをお伝えしたい記事です。

 

私自身もより日々のごはんの時間を大事にしながら、花粉症対策していきたいです!

最後まで読んでくださりありがとうございました!