ストレスでさらにお腹がへる?|空腹増強のメカニズム

2019年2月6日

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『冬になると食欲が止まらない!お腹が減る!』

これは誰しもが感じることですよね。

私もお腹空きやすくて、いっぱい食べたいと思いながら生きています。

どうして冬はそんなにお腹が空くのでしょうか?

 

以前、冬はストレスが溜まりやすい時期であることをご紹介しました。

今回は、ストレスがたまるとどうしてお腹が減るのかについて書きたいと思います。

 

このことを伝えるために、

どうしてストレスがかかると、より空腹になるのか?

ストレスが原因の空腹。対策を考える!

2つについて書いていきます。

 

ストレスが溜まるとお腹が空くだけでなく身体のいろんなところに影響が出ます。

身体をブラック企業に例えながらご紹介しますが、仕事ではなく自分の身体の中で起こっているというのを意識して読んで頂けたらと思います!

 

冬になるとストレスが溜まりやすいという身体の仕組みから、鬱っぽくなる改善策までを書いた記事はこちら!

 

 

どうしてストレスがかかると、より空腹になるのか?

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「お腹がいっぱい」「お腹が空く」というのは、血糖値の上げ下げが関わっています。

その動きを統括しているのは、脳の中心部に存在している視床下部です。

血糖値が上がれば『もういらんわ!』と指令を与えて、血糖値が下がれば『なにしてんだ!栄養くれ!』と指令を出します。

 

その指令に胃・腸・すい臓・口・舌に至るまでが関わって、ご飯を食べさせようと働くんです。

大きい会社みたいにいろんなものが関わっているんですよね。

食べないと死んでしまうので、食欲はすごく重要な仕事です。なので優秀な人材が集まっています。

 

食欲がいつにも増して旺盛になるのには、ブラック企業の内部事情を考えるとだいぶ分かりやすいかと思います。

登場人物はこの方々です。(ここからは、妄想力を発揮してくださいw)

 

視床下部(脳の中心部):社長

すい臓:部長(脳からの指令でインスリンを出します。)

インスリン:課長(すい臓から出るホルモンで、血糖値を下げます。)

血糖値:社員のストレス

ストレス:会社の理不尽さ

 

一種のドラマを見ている感覚で妄想してみてください。

 

会社の理不尽さ(ストレス)が多すぎると、社員のストレス(血糖値)は高まります。

課長(インスリン)はなだめようとしますが、課長も内心は、会社の理不尽さを嫌に思っているものです。

そうすると抑止力が弱まるので、さらに社員のストレス(血糖値)は大爆発してしまいます。

 

上の人間に怒られた課長(インスリン)はいつもより強力になって、社員のストレス(血糖値)をむりくり抑え込みます。

やってられなくなった社員のストレス(血糖値)は意気消沈。さらに会社を辞めていくでしょう。(血糖値の急降下)

結局は部長(すい臓)も疲れてしまう形となり、最後に社長(脳)に影響が出ます。

 

具体的にイメージしていただけたでしょうか?(よくわからない例えですみませんw)

これと似たようなドラマが自分の身体の中で繰り広げられているんですけど、分かりにくかったらすみませんw

ここで、こちらをご覧ください。

ストレスによって視床下部下垂体副腎 皮質系および交感神経副腎髄質系が亢進しますと、それぞれグルココルチコイドとカテコラミンというホルモンが上昇します。これらストレスホルモンはともにインスリン抵抗性を増加させて血糖を上昇させる働きがあるのに加え、内臓脂肪蓄積や遊離脂肪酸増加にも関係しており、糖毒性ともあいまって血糖コントロールを悪化させます。

引用:ストレス&ヘルスケア、2018年秋号(https://www.phrf.jp/ssl/publication/pdf_s_news/care2018_aut.pdf)

 

端的に言うと、「ストレスがかかると、血糖値のコントロールが出来なくなり、なおかつ脂肪も付きやすくなる。」ということです。

ストレスがかかると、人間は自動的に太らせるように変化が起こります。

 

ストレスがかかると、血糖値が暴走して急上昇します。

インスリンがなんとか抑え込もうと大量発生して、その反動で血糖値急降下します。

そうすると、血糖値いつもより短時間でより強く低い状態になります。つまり、いつもより短時間でより強くお腹が空きます。

(血糖値の急降下は、精神的な落ち込みをもたらします。つまり、低血糖によって鬱になります。糖尿病の方は鬱患者が多いです。)

 

ストレスは、血糖値のコントロールをごたごたにしてしまいます。

血糖値の上がり下がりの幅が大きければ大きいほど脂肪を蓄えます。

やはり、社員には優しい会社でなければいけないですね。

 

さらに、ストレスがかかると、血糖値に影響が出るだけじゃなく、免疫が弱くなって風邪を引きやすくなります。

やはり、ストレスを抱えすぎるのはよくないですね。

次に、そんなストレスとうまく関わっていくための対策について考えていきます。

 

参考:糖尿病ネットワーク、34. 糖尿病とストレスうつとの関連、QOLの障害、2002年3月(http://www.dm-net.co.jp/seminar/34_qol/)

 

ストレスが原因の空腹。対策を考える!

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ストレスを減らすという考えは私は好きではありません。

今の時代、ストレスを感じていない人の方が異常で『ストレス解消できるもんならしたいわ!』という人も多いと思うんです。(私も含めてw)

なおかつ、冬は誰でもストレスが溜まりやすい時期です。

ストレス解消をするのは、そんなに簡単なことじゃありません。

 

なので、ストレス解消は1番の改善策ではありますが、ストレスがある上で取り組めるものはなにかないかと考えました。

考えられる方法を見つけるだけ見つけて、挙げていきます。

 

【ストレスでお腹が空く改善策】

・睡眠だけは最低限ちゃんととる。

睡眠不足になると、似た仕組みでお腹が空きます。これだけは最低限で食い止めたい。

時間が確保できない時は、質を上げることで対策できます。

 

・ご飯は3食ちゃんと食べる。

朝ごはんを抜くと、お昼に食べた瞬間さらに血糖値が急上昇・急降下します。

最低限の朝ごはんを食べることが、空腹を最小限にしてくれます。

3食以上にしても変わらないという研究結果も出ているので、3食。

 

・締めのラーメンをためらう気持ちを持つ。

会社の付き合いならどうしようもないですが、夜中の食事は血糖値コントロールをゴタゴタにすることで有名です。夜食も同じく。

 

・血糖値をゆっくり下げる『米』を食らう。

血糖値を緩やかに下げてくれる1番の食材は、米などの炭水化物です。

炭水化物の中でも「米」は血糖値を緩やかに上げ下げします。

逆に急上昇しやすいのは、糖分の中でも砂糖・チョコレートなどのお菓子です。

 

・どうしようもなくなったら、運動やカラオケ・ダンス・お散歩など、体を動かす!

体を動かすと自動的にアドレナリンが出るので、食欲を強制的に忘れさせすことができます。

脳をだますのも1つの手かと。

 

簡単に挙げましたが、この対策で急激に空腹になることを最小限にとどめることができます。

結局は、健康的に過ごすことが、空腹をとどめる策であると思います。

 

たむおさんは、朝ごはんを食べるようになって、夜ご飯を少なくすることができました。

インタビューをすると、『夜食欲を我慢できるくらいになった。』とのことです。

今は、朝ごはんをサボると凄まじい空腹に襲われるらしく、しっかり食べていらっしゃいます。

些細なことかもしれませんが、あるとないのでは違うものだと思います。

 


 

まとめ

 

ここまで、ストレスでお腹が減る仕組みと対策について考えてきました。

ストレスで血糖値が暴走して急上昇することで、その反動で急降下。いつもより短時間で強い空腹感になります。

「ストレスが原因の空腹」の対策としては、結局は健康的な生活にあるのだと思います。

 

美味しい誘惑は、たくさんあるものなので、最後に空腹と空腹感の違いをご紹介させてください。

空腹は、胃が空っぽで体が『お腹すいた』状態です。

空腹感は、自分自身が『お腹すいた』と感じる状態です。

 

空腹感は、胃はいっぱいであっても作動します。

胃が空っぽでも作動しないこともあります。(夢中になっているときとか。)

空腹感は、ストレスによって、より作動しやすくなります。

本当にお腹が空いていますか?

 

ダイエットで大変なのは、制限した時の「ストレス」です。

普通に仕事をしていたらストレスは十分かかっているのに、さらにストレスを増やしたら、さらにお腹が空きやすく脂肪も付きやすくなってしまいます。

なので、ダイエットをするときは「いかにストレスをかけずに取り組めるか?」にかかっているのかもしれません。

 

無理せずに痩せられる方法を見つけるためには、自分の体質や脂肪のタイプを知るのも良い方法だと思います!

肥満遺伝子検査にトライした結果報告記事はこちら。

 

最後まで読んでいただき、ありがとうございました!