意外!?睡眠の最新情報3選!!|好きな人がいるメリット

2020年12月1日

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どうも♪たむ(@tam_tamco25)です^^

 

最近しっかり眠れていますか?

 

睡眠はやっぱり大事です。

もちろん健康のためにも。お仕事・勉強を頑張るためにも。

そして、自分の気持ちをコントロールするためにも。

 

ここでは、最近私自身が「面白い!」と思った最近の研究論文を3つピックアップしてご紹介させていただきます!

「気持ち・感情」に影響があることや、恋人の香りを存分に活かすことができるそうなのです!!

みなさんが少しでも元気な気持ちになったり、快眠する1つのヒントにしていただけたら嬉しいです^^

 

「最高の睡眠」のレビューはこちらから⬇︎


①ポジティブな気持ちが少なくなる

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なんだか最近、ポジティブになることが少なくなっていませんか?

 

それは、自分の意思が弱いからではなく、最近ラッキーなことがないからではなく、ワクワクする出来事が少ないからではなく、

寝不足が影響しているものの1つかもしれません。

 

元々、寝不足は不安な抑うつな気持ちに影響があると言われていましたが、よりネガティブな気持ち・ポジティブな気持ちに注目した研究が新しく出てきました!

ほとんどの睡眠研究は実験室で行われますが、Saksvik-LehouillierとNTNU研究チームは、自宅で眠った参加者を研究しました。
参加者はまず自分のベッドで7泊し、いつものように寝ました。
午前3時、彼らは一連のテストを実施しました。次に、参加者は通常より2時間少なく3泊しました。朝の2日に、彼らは同じテストを受けました。

彼らは、14分間にわたってコンピューター画面にランダムな文字が表示された365の異なる写真を見せられました。画像に文字xが含まれていない場合は、スペースバーを押すように指示され、画像にx ??が含まれている場合は、何もしないはずでした。
参加者は、通常の睡眠の後にテストを受けた毎日、パフォーマンスが向上しましたが、睡眠不足の夜の後、毎日精度のスコアが低下しました。

テストの後半では、参加者は20のポジティブな感情とネガティブな感情を特定するためにアンケートに回答しました。
「ネガティブな感情に関しては明確な違いは見られませんでしたが、ポジティブな感情には顕著な違いがありました。ポジティブな感情は、睡眠を1晩減らしただけでスコアが悪化し、3泊するとさらに低下したと思います。非常に興味深い発見です。ポジティブな感情が少ないことがメンタルヘルスに大きな影響を与えることはすでにわかっています。また、睡眠不足が事実上すべてのメンタルヘルス診断に含まれていることもわかっています」

引用:EurekAlert!、Less sleep reduces positive feelings(睡眠が少ないと前向きな気持ちが減ります)、NORWEGIAN UNIVERSITY OF SCIENCE AND TECHNOLOGY(ノルウェー科学技術大学)、2020年6月18日(https://www.eurekalert.org/pub_releases/2020-06/nuos-lsr061820.php)

この研究では、「実験室」ではなく「自宅」といういつもと一緒の環境で、18-35歳の59名の人に

7日いつも通りに寝てもらってから、残りの2泊3日は2時間短い睡眠時間にしてもらいました。

そして、朝起きて1番頭が回っている時間にテストを実施しました!

 

テスト❶:フラッシュチーム分け?のようなもの

ちゃんと寝た人は、日に日にパフォーマンスが上がっていきました。

寝不足の人は、日に日に集中力が低く・パフィーマンスの精度が下がっていきました。

 

そりゃあ、寝不足の時にお仕事をしたら、ミスってしまうことってありますよね。

でも、寝不足の日が続けば続くほど…これ以上先は考えたくないですよね!

 

テスト❷:20個のポジティブネガティブ診断

ネガティブな感情については、あまり変化は変わりませんでした。

ポジティブな感情については、1日寝不足でポジティブ度は低下し、2日寝不足でさらに低下しました。

 

寝不足になると、なんとなく憂鬱な気持ちになるのは、ネガティブな気持ちが増えたからではなく、ポジティブな気持ちが減ったからです。

嬉しいことが目の前にたくさんあっても、寝不足だと見過ごしてしまう…そんなことにはしたくないですよね!

 

もちろん、人それぞれ7時間睡眠が必要な人もいれば、5時間で十分な人、中には3時間で十分な人もいます。

それぞれのタイプの人が、それ以上寝不足になった時、感情にも大きく影響があります。

 

特に日に日に減っていくことがポイントです!

毎日ちゃんと寝られていますか?

私はこの事実を知った時に、「今日は寝不足だけど仕事はいける!」という根性論ではなく、仕事をよりしっかり行うためにも、プラスして自分の心の健康のためにも「寝よう!」と改めて思いました。

②怒りっぽくなる

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最近、なんだかイライラしていませんか?

 

それは最近忙しいからだけではなく、仕事が上手くいかないからではなく、人間関係が難しいからではなく、

寝不足が影響しているものの1つかもしれません。

 

最近、なんだかすごく起こりっぽくなった人が周りにいませんか?(私かもしれません汗)

次は、ネガティブ・ポジティブではなく、「怒り」について注目された研究です!

研究者たちは、1か月にわたって睡眠、毎日のストレッサー、怒りを追跡した202人の大学生からの毎日の日記エントリを分析しました。予備的な結果は、個人が彼らにとって通常よりも睡眠が少ない後の日に、より多くの怒りを経験していると報告したことを示しています。

研究チームはまた、147人の地域住民を対象とした実験室実験を実施しました。参加者は、通常の睡眠スケジュールを維持するか、自宅での睡眠を2泊で約5時間制限するために、ランダムに割り当てられました。この操作に続いて、刺激的なノイズへの暴露中に怒りが評価されました。

実験では、よく眠っている人は騒音に適応し、2日後に怒りが少なくなることがわかりました。対照的に、睡眠が制限された個人は、嫌悪的な騒音に反応して怒りが高まり、怒りが増しました。これは、睡眠を失うと、イライラする状況への感情的な適応が損なわれることを示唆しています。

引用:EurekAlert!、Study finds that sleep restriction amplifies anger(睡眠制限は怒りを増幅させる)、AMERICAN ACADEMY OF SLEEP MEDICINE(アメリカ睡眠医学会)、2020年8月28日(https://www.eurekalert.org/pub_releases/2020-08/aaos-sft082820.php)

実は、怒る気持ちは、目を覚ませるように働きます。

怒りながら寝られる人はいません。なんだかこう考えると不思議ですよね。

この「怒り」と「睡眠」について、2ステップでこの研究は進められています。

 

ステップ❶:202名の学生に1カ月間、毎日「睡眠」「ストレス」「怒り」の日記をつけてもらいました。

その結果、寝不足の日は、よりたくさん怒る出来事(ストレッサー)があるということがわかりました。

 

寝不足の時に怒りやすくなること自体は、共感できることもあるのでは?

 

ステップ❷:147名の大人を「いつも通りの睡眠時間の人」と「2泊で約5時間短い睡眠の人」の2グループに分けて、とても嫌な音を聞く日々を過ごしてもらいました。

ちゃんと寝た人は、嫌な音に適応して、2日後に怒りの感情が少なくなりました。

寝不足の人は、嫌な音に対して、怒りの感情がどんどん高まっていきました。

 

寝不足の時は、嫌でもイライラする出来事が増えて、日に日にその感情が高まっていきます。

いつも怒らないことにもつい怒ってしまっていたら、それは寝不足であることが1つの原因かもしれません。

逆に、なかなか寝られない状況にいるとしたら、それは「怒り」の感情をセーブすることがより難しい状態です。

 

特に日に日に増えてくことがポイントです!

毎日ちゃんと寝られていますか?

たとえ優しい人でも、寝不足だったら、嫌でも怒りっぽい人に変化させてしまっているかもしれません。

人に優しくするためにも、しっかり寝ようと思えました。(例えば一緒に住んでいる家族のためにも。)

③好きな人の香りで睡眠の質UP!?

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好きな人はどんな香りがしますか??

 

交際相手を選ぶ時は、顔ではなく、スタイルではなく、年収ではなく、

睡眠の質のためにも匂いが重要です!!!

 

実はカップルで寝ることで、睡眠の質が上がるという研究はたくさんありますが、その中の1つをご紹介します^^

研究チームは、155人の参加者に、枕カバーとして使用するための同一の外観を備えたTシャツを2枚与えた。Tシャツの1枚は、恋人が24時間着用したもので、別の1枚は、無関係な他人が着たかまったくの新品だった。

参加者は、Tシャツを2枚渡された。どちらを使うようにとは言われなかった。連続する2日間、1枚ずつTシャツを使って眠った。各睡眠後の朝に、聞き取り調査が実施された。また睡眠状態はアクチノグラフィーを用いて記録された。最後に、使ったTシャツが恋人が着用したものかどうかを推測させられた。

参加者は、彼らが恋人のTシャツを枕カバーにして眠ったと信じた場合に、より良い眠りを経験したと報告した。さらに、曝露した香りをそう思ったかどうかには関係なく、客観的データも彼らが恋人の香りに曝露した時により良く眠ったことを示した。
「最も驚いたことのひとつは、恋人の香りと思っていなくても、恋人の香りが睡眠の質を改善したことだ」

引用:LINK de DIET、恋人のシャツの香りで睡眠が改善される!?、2020年2月17日(https://www.nibiohn.go.jp/eiken/linkdediet/news/FMPro%3F-db=NEWS.fp5&-Format=detail.htm&kibanID=69508&-lay=lay&-Find.html)

155名の人に、同じ形のTシャツを2枚(「恋人の匂いつき」「他の人の匂いor新品」)を渡し、枕カバーにして寝てもらいました。

そして、睡眠の状態+「恋人のものはどっちだ?」という質問を実施。

 

中には、「恋人のものはどっちだ?」という回答がハズレてしまう人もいましたが、

正解しても・しなくても、恋人の匂いつきTシャツを枕カバーにした時の方が睡眠の質が良くなりました!

 

ここで1つ問題があります。

2020年6月に行われた研究で、12組のカップルの睡眠パターンを分析したところ、同じベッドで寝たときの方が「レム睡眠(浅い睡眠)」が増える傾向があったのだそう。
2016年に行われた別の研究では、男性よりも女性の方がパートナーと寝ることで睡眠不足に陥りやすいという傾向が明らかになったのだとか。

引用:COSMOPOLITAN、科学的に証明!?パートナーとは「別々のベッド」で寝るべき理由、2020年9月25日(https://news.line.me/issue/oa-cosmopolitan/yxs81hndwahv)

このように、同じベットで寝ることは睡眠の質が悪くなるという研究結果もあります。

中には、一緒に寝ると睡眠の質が上がるという研究もあるのですが、もしかしたら1番は、恋人が隣にいない状態で香りがある、そんな環境なのかもしれません。

 

「匂いだけで用なし?」

これ以上は今後の研究の次回作を楽しみにしておきましょう^^

 

長期的なパートナーの存在は、安全感、落ち着き、リラックスなどの健康上のポジティブな結果に関連していて、より良い睡眠にも繋がります!良い効果が少なからずあることは事実な様子です!!

最近はなかなか恋人を見つけることが難しくて、ネガティブなイメージを持つ人もいるかもしれませんが、匂いでの睡眠の質をUPするメリットもありますよ◎

まとめ

ここまで、最近私自身が「面白い!」と思った研究論文を3つご紹介させていただきました。

 

・寝不足の時は、日に日にポジティブな気持ちが減ること

・寝不足の時は、日に日にイライラすることが増えて・イライラ度が高まること

・恋人の香りを嗅ぐと睡眠の質がよくなること

気になるものはありましたか?

 

今回、私自身も新しい情報をGETする中で、

「なかなか最近ちゃんと寝られていなかったなぁ。」

「なんだかイライラしやすくなっているのは、寝不足も1つかもなぁ。」

「明日から、もっと睡眠を大事にしよう」

と、自分を振り返って反省したり、頑張ろう!という気持ちになりました。

 

睡眠の成績が悪いと言われる日本に住む私たちですが、より大事にしたいですね。

ダイエットのためにも睡眠が大事ですし!

 

最後までお読みくださりありがとうございました!