テレワーク看護師のお仕事 | リモートではどんなスキルが必要か?
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どうも♪たむ(@tam_tamco25)です^^
「テレワーク看護師」「リモート看護師」と聞いてイメージつかない方、多いのではないでしょうか?
私も最初は全くイメージがつきませんでした。
同じ看護師の友人に説明しても、うまく伝わらないことも多いです。
そんな「テレワーク看護師」「リモート看護師」として働く私が、実際にどんなお仕事内容をこなしているのか?
どんなスキルが必要であるか?を、ここにまとめていきます。
看護師といえど、本当に働き方はさまざまです!
もしご興味がある方がいたら、私は好きな働き方なので、おすすめします!!
テレワーク看護師のルーティーンについてまとめた記事はこちら▼
テレワーク看護師である私の仕事道具と仕事内容
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きっと看護師のイメージは「病院で働いている」だと思います。
他にも、クリニックや美容外科などで働いている看護師さんもイメージ出来るかもしれません。
そんな私は、毎日お家で仕事をしています。
病院で働いていた時の仕事道具は、
・ペンとメモ帳
・手指アルコール
・マスクと手袋
だったかもしれません。
テレワーク看護師である私の仕事道具は、
・PC
それだけです。
本当に日々触れるものが大きく変わったなぁ。と実感します。
そんなテレワーク看護師の仕事は、大きく挙げると以下の3つです。
(※会社を回す業務などを外して考え、私が働いている会社では…という観点となります。)
テレワーク看護師のお仕事その①:特定保健指導
1つ目は、「特定保健指導」です。
ご存知ですか?
私は正直知らなかったです。
いずれ誰もが特定保健指導の対象者になりえる、国の制度となります。
特定保健指導とは
特定健診の結果から、生活習慣病の発症リスクが高く、生活習慣の改善による生活習慣病の予防効果が多く期待できる方に対して、専門スタッフ(保健師、管理栄養士など)が生活習慣を見直すサポートをします。引用:厚生労働省、特定健診・特定保健指導について(https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000161103.html)
つまり、健康診断で生活習慣病のリスクが高い人が対象者となる、国が外部委託して運営するサービスです。
40〜74歳の対象者に合わせて、糖尿病や高血圧・肥満などと向き合うこととなります。
男性の対象者さんが多いイメージで、内科系をご経験されていたらより強みになると思います^^(結構基礎的です。)
しかしながら、国から会社さんに補助金が入る、国が運営する制度であることが理由で、「とても機械的な処理で、サポートしたくてもポイント制で、たくさんやりとりはできない」というのが私は歯痒い気持ちであります。
看護師ではなく保健師が活かせるお仕事です!
テレワーク看護師のお仕事その②:コーチング
2つ目は、企業さんなどで話題の「コーチング」です。
これが、私は大好きです!
相談でもアドバイスでもない、心理学を応用した関わり方、というように言えるかな…と思います。
コーチングというのは、相手への問いかけを通して、その人自身が成長していく過程を支援する人材開発の一つです。
教師と生徒のように教えることによって成長を促すのではなく、あくまでその人自身が持つ考えや視点に気づかせることで、自発的な成長を導いていくことが特徴です。対象者の自己実現や、目標の達成を促すために有効な方法だと言われています。引用:組織づくりベース、
どうしても「教えたい!」「それは違うぞ!」と言いたくなってしまうことってありませんか?
それをグッと堪えて、「あなたの中にある答えを一緒に探していこう!」とサポートしていくのがコーチングです。
(もっと奥が深くて面白いです!)
私が実際にコーチングを勉強した書籍はこちら▼
私自身が精神科に勤務歴があり、心理学が好きな人なので、日々「どうやったら人の行動を変えることができるか?」を考えやりとりをしていく過程がとても楽しいです。
これを、減量やメンタル面などのプログラムと組み合わせて、1つの看護師のお仕事となっています。
やはり精神科や心理学に興味がある方、また疾患をもった方が担当になることもあるので、内科、婦人科、整形外科などの経験があると、1つの強みとして活かすことができると思います。
完全に予防医療です。
テレワーク看護師のお仕事その③:認知行動療法・カウンセリング
3つ目は、「認知行動療法」と「カウンセリング」です。
認知行動療法は、精神療法の1つ。
認知療法・認知行動療法は、認知に働きかけて気持ちを楽にする精神療法(心理療法)の一種です。認知は、ものの受け取り方や考え方という意味です。ストレスを感じると私たちは悲観的に考えがちになって、問題を解決できないこころの状態に追い込んでいきますが、認知療法では、そうした考え方のバランスを取ってストレスに上手に対応できるこころの状態をつくっていきます。
引用:国立精神・神経医療研究センター 認知行動療法センター、認知行動療法とは(https://www.ncnp.go.jp/cbt/guidance/about)
カウンセリングも、精神科や心療内科で心理士さんが行うイメージが強いですが、他の分野の相談にも使われる言葉です。
カウンセリングとは、専門の知識や技術を持つカウンセラーと相談者(クライエント、来談者とも)との対話を通じて、相談者の抱える困りごとの解決をサポートするものです。
引用:LITALICO、カウンセリングとは?主な内容、効果、料金などを詳しく解説します、2018年12月27日(https://snabi.jp/article/96)
私が経験している仕事の中で、コーチングからカウンセリングになってしまうケースを考え、含めました。
(精神面に不安がある方・精神科/心療内科通院を迷っている方・気持ちの波をコントロールしている方など。)
「コーチング」と「認知行動療法」「カウンセリング」がとても近しい位置にいるからこそ、いざという時に必要になる業務になっていると思います。
もちろん、同僚の心理士さんがとても頼もしいですが、精神科経験者も重宝されます。
もちろん、会社さんによっては、単純に「健康相談」を行うところもあるかもしれません。
私は興味があって好きな精神科の分野に触れられる、「コーチング」の分野をつかさどっている今の会社を選びました^^
2年前は検索しても出てこなくて、indeedで10ページ目くらいに出てきたのですが、今はもっとあるのでは…と思われます!
あなたもよかったらご一緒にいかがですか?
テレワーク看護師に必要なこと
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テレワークで看護師をするために必要なスキルは、3つあると思っています。
必要なことその①:PCとネット力
まず第一に大事だと思うのは、やはりPCのスキルです!
現場で看護師として働いていた時、カルテ入力のためタイピングは割と早い方だと思っていた私。
でも、ExcelやWordなどなど、基本的なPCのスキルは本当に0に近い状態でした。
ちょうど、体調を崩したタイミングで猛勉強し、結果的にテレワーク看護師のお仕事に就くことができましたが、本当に最初は苦労しました。
テレワーク看護師として実際に仕事で使っている・使っていた媒体はこちらです▼
・Word、Excel、PowerPoint
・ドキュメント、スプレットシート、スライド
・slack、Gather(コミュニケーションツール)
・Googleカレンダー、Google Keep、Guru、Googleフォーム
・King Time(出退勤管理)
・Word Press、note、twitter、instagram、Facebook
ざっと書き出すとこのようになります。
最初は、エクセルの使い方もほぼ分からない状態だったのですが、徐々に習得して、今では全て使いこなせるようになりました!
『本当によくここまでになったものだなぁ…』と思います。
つまり、現場の看護師では使ったことのなかったものや、日常で使っているSNSが仕事の1つとして扱われるお仕事内容となっております。
そして、「ネットが強い」というのは、確実に他の看護師さんの中で強みになってきます!
必要なことその②:チャレンジ力
2つ目は、チャレンジ力です。
やはり、かなり新しいことにチャレンジする仕事が、テレワーク看護師です。
ベンチャー企業となることも多くなると思います。
(そんな私も外資系ベンチャーです。)
ここまで触れてこなかったものにチャレンジする機会はとても多く、意外と現場に劣らないマルチタスクです!
(チャレンジしたい意欲によって、好きな力をどんどん伸ばしていくことができます。)
患者さんではなく、お客様となり。
技術ではなく、知識と思考が売りとなり。
医師の指示ではなく、自分の指示となり。
すでにあるものではなく、新しいプロジェクトは自分自身で作っていくことになります。
その中で、看護師としてのプライドや誇りは捨てないといけないこともあるかもしれません。
自分を日々アップデートして、これまでのものを捨てて、どんどんなんでもチャレンジできる人が、テレワーク看護師に向いていると私は感じます。
新しいものが好きで、ただ自分を成長させたい私にとっては、こんな楽しい職場はありません!
必要なことその②:コミュニケーション力
最後に必要なものとして挙げるのは、「コミュニケーション力」です。
もちろん、どのような職場でも大切で重要なものですよね。
テレワーク、リモートワークをしたことがある方は知っているはずです。
実際に会わない分、会話する機会が少ない分、かなり人との連携やコミュニケーションが取りづらいです。
お家で働くというのは、「報・連・相」の難易度が高い職場とも言えると思います。
でも、やはりコミュニケーションが取れないと、仕事はガタガタになっていきます。
1人でできる仕事だけではありません。
そんな状況でも積極的にコミュニケーションを取り、仲良しになれる人が、テレワーク看護師には向いていると思います。
チャットやメールの裏まで読んで、優しく楽しく会話ができると、それは大きな強みになると思います。
その分、日本全国・海外に同僚が溢れていて、友達が各地に増えていくのは、最大のメリットです!
まとめ
ここまで、私が実際に働いている、「テレワーク看護師」「リモート看護師」のお仕事内容についてご紹介してきました。
・テレワーク看護師の仕事道具は「PC」のみ。
・テレワーク看護師の仕事内容は、特定保健指導やコーチング、カウンセリングが多い印象。
・必要なスキルは、①PCとネット力、②チャレンジ力、③コミュニケーション力
・新しいことが好きな人にはもってこい!
そんなことをご紹介したい記事です^^
ちなみに、私が今足りなくて1番つけなければいけないスキルは「英語」です。
英語が話せるようになったら、仕事でも自分自身でも、大きく前進できる武器になると思います。
頑張ろう!
最後まで読んでくださりありがとうございました!
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